ロフトはしご地震対策!安全に過ごすための選び方と設置場所や補強方法について解説
ロフトベッドは、部屋の空間を有効活用できる便利な家具ですが、地震時には落下や転倒のリスクも懸念されます。
実はロフトベッドは、地震時に落下や転倒のリスクがあることを理解した上で、安全に使うための対策を講じる必要があるのです。
そこで、この記事では小浜市・おおい町周辺で住宅建築を手掛ける当社が、ロフトベッドの地震対策について解説していきます。
□ロフトはしご地震対策:安全性への意識を高めよう
1:揺れによる落下
ロフトベッドから落下する事故は、地震時に多く発生する可能性があります。
ベッドに掴まって揺れが収まるまで持ちこたえられるケースもありますが、不意の揺れや、小さなお子様の場合は、落下してしまう可能性も考えられます。
ロフトベッドの構造上、重心が上にあるため、地震時の揺れに対して不安定になりやすく、落下リスクを高めてしまうのです。
2:ロフトベッドの破損
ロフトベッドが地震の揺れで破損する可能性も、決して無視できません。
スチール製のロフトベッドは、柱が歪む可能性があります。
木製の場合は、木材の強度によっては、破損してしまう可能性も考えられます。
特に、古いロフトベッドや、強度が低いロフトベッドは、注意が必要です。
3:ロフトベッドの横転
ロフトベッドは、一般的なベッドに比べて高さが高いため、地震の揺れで横転するリスクがあります。
ロフトベッドが横転すると、大きな被害につながる可能性もあります。
ロフトベッドを固定する対策を講じることが重要です。
4:ベッドの床板が抜ける
ロフトベッドの床板が抜けてしまうことは、あまり考えられませんが、木製の場合、しっかりと支えられていないと、落下する可能性があります。
床板の強度や、支えの構造を確認することが重要です。
□地震に強いロフトベッドの選び方
地震に強いロフトベッドを選ぶための具体的なポイントを解説します。
1:耐荷重
耐荷重は、ロフトベッドが耐えられる重さを表す数値です。
ロフトベッドを選ぶ際には、自分の体重や、布団などの重量を考慮し、耐荷重が十分なものを選ぶようにしましょう。
耐荷重が低いロフトベッドは、地震時に破損するリスクが高まります。
2:柱の太さ
柱の太さは、ロフトベッドの強度を左右する重要な要素です。
太い柱ほど、地震時の揺れに強く、安定性も高まります。
柱の太さは、40mm以上あれば問題ないと言われています。
しかし、より安全性を求める場合は、50mm以上の柱を選ぶことをおすすめします。
3:素材
ロフトベッドの素材には、スチール製と木製があります。
スチール製は、軽量で扱いやすい反面、強度が低いという欠点があります。
木製は、スチール製に比べて強度が高く、地震に強いとされています。
ただし、木製はスチール製に比べて価格が高くなる傾向があります。
4:高さ
ロフトベッドの高さは、転倒リスクに大きく影響します。
高さがあるロフトベッドは、地震時の揺れで転倒するリスクが高くなります。
できるだけ低いロフトベッドを選ぶことをおすすめします。
5:階段orはしご
ロフトベッドに昇り降りするための階段やはしごも、安全性を考慮する必要があります。
地震時に階段やはしごが壊れてしまうと、ロフトベッドから降りられなくなってしまいます。
階段やはしごの強度や、固定方法を確認することが重要です。
□まとめ
地震に備えて、ロフトベッドを選ぶ際には、耐荷重、柱の太さ、素材、高さ、階段orはしごなどを考慮することが大切です。
ロフトベッドの選び方と、地震対策をしっかりと行うことで、安全にロフトベッドを利用できます。
ぜひこの記事を参考に地震対策をしてみてください。
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