新築で後悔しない!コンセントの位置の決め方を解説! | 福井県おおい町・小浜市で注文住宅なら自社責任施工のフジホーム(富士良建設)

新築で後悔しない!コンセントの位置の決め方を解説!

(2025年02月15日)

新築住宅は、人生における大きなイベントです。
夢のマイホームを建てる際には、間取りやデザインだけでなく、日々の生活の快適さを左右する細かな部分にも目を向ける必要があります。
その一つが、コンセントの位置決めです。
コンセントの数が足りなかったり、使いにくい場所に設置されていたりすると、生活に大きなストレスを感じることになります。

今回は、小浜市・おおい町周辺で家づくりを考えている方に向けて、新築で後悔しないためのコンセントの位置決め方について解説します。

快適な暮らしのためのコンセント計画・位置の決め方

各部屋別のコンセント配置のポイント

リビングダイニングは家族が集まる空間であり、テレビ、ゲーム機、照明、充電器など、多くの電化製品を使用します。
最低でも100Vコンセントを4つ、200Vコンセントを1つ設置することをおすすめします。
テレビ周辺、ソファ周辺、ダイニングテーブル周辺などに分散して配置することで、複数の機器を同時に使用してもコードがごちゃごちゃせず、快適に過ごせます。

コンセントの高さを変えることで使い勝手が向上します。
床から30~40cmの高さに設置すれば、掃除機やゲーム機に便利ですし、床から50~60cmの高さに設置すれば、充電器やテレビ接続に適しています。
キッチンでは、冷蔵庫、電子レンジ、オーブンレンジ、炊飯器、コーヒーメーカーなど、多くの家電製品を使用します。

100Vコンセントを6つ、200Vコンセントを1つ用意するのが理想的です。
シンク周辺、調理台周辺、冷蔵庫周辺など、家電製品の配置に合わせてコンセントの位置を決めることが重要です。
水しぶきがかからないよう、コンセントの位置には注意が必要です。

また、近年ではIHクッキングヒーターを使用する家庭が増えており、200Vコンセントの設置が必須となるケースが多いです。
寝室では、ベッドサイドにコンセントを2つ設置すると便利です。
スマートフォンやタブレットの充電、読書灯の使用などに役立ちます。

その他、デスクを使用する場合は、デスク周辺にもコンセントを設けることを検討しましょう。
洗面所は、ドライヤー、ヘアアイロン、電動歯ブラシなど、比較的消費電力の低い家電製品を使用することが多いです。

100Vコンセントを2つ設置すれば十分でしょう。
鏡の近くや洗面台の横に設置することで、使い勝手が良くなります。
子供部屋は、将来的なことを考慮してコンセントの数を決めることが重要です。
勉強机、パソコン、ゲーム機など、様々な機器を使用する可能性があります。

最低でも100Vコンセントを3つ以上設置することをおすすめします。
机の近くにコンセントを設置することで、コードが邪魔にならず快適に学習できます。
廊下や玄関は、掃除機や照明器具などを使用します。
100Vコンセントを1つずつ設置すれば十分でしょう。
掃除機を使用する際に、コードが届きやすい位置に設置することがポイントです。

コンセントの種類と選び方

コンセントには、100Vコンセントと200Vコンセントがあります。
100Vコンセントは、一般的に使用されるコンセントで、スマートフォンや照明器具など、消費電力の低い家電製品に使用します。
200Vコンセントは、エアコンやIHクッキングヒーターなど、消費電力の高い家電製品に使用します。

また、USBコンセントも便利です。
スマートフォンやタブレットなどを直接充電できるので、コンセントの数を節約できます。
さらに、LANコンセントを設置すれば、インターネット回線を簡単に接続できます。
テレビやパソコンなどの設置場所の近くに設置すれば、LANケーブルを配線する手間が省けます。

最近は、デザイン性にも優れたコンセントも増えています。
壁の色やインテリアに合わせて、おしゃれなコンセントを選ぶことも可能です。

コンセントの高さ・設置場所の注意点

コンセントの高さは、使用する家電製品によって調整する必要があります。
一般的には、床から25cm程度の高さに設置するのが一般的ですが、掃除機などの場合は、床から30~40cm程度の高さに設置する方が使いやすいです。
また、テレビなどの場合は、床から50~60cm程度の高さに設置する方が便利です。

コンセントの設置場所も重要です。
家具の配置を考慮し、コンセントが家具に隠れてしまわないように注意しましょう。
また、複数の機器を同時に使用する場合には、コンセントが分散して配置されていると便利です。

失敗しないコンセント計画のためのチェックリスト

コンセントの数を増やしすぎないコツ

コンセントの数を増やしすぎると、見た目も悪く、電気代も高くなる可能性があります。
本当に必要なコンセントの数を把握し、無駄なコンセントを増やさないようにしましょう。
各部屋に必要なコンセントの数を事前にリスト化し、計画的に設置を進めましょう。

例えば、リビングにたくさんのコンセントが必要だとしても、すべての場所にコンセントを設置する必要はありません。
必要な場所に必要な数のコンセントを設置し、それ以外の場所には設置しないという選択も有効です。

家具の配置とコンセントの位置のバランス

家具の配置が決まってからコンセントの位置を決めるのは遅すぎます。
家具の配置を事前に計画し、その配置に合わせてコンセントの位置を決めることが重要です。
事前に家具の配置図を作成し、コンセントの位置を図面に書き込むことで、より正確な計画を立てることができます。

将来的な生活の変化を見据えた計画

家族構成や生活スタイルの変化を予測し、将来的なニーズも考慮してコンセント計画を立てましょう。
例えば、子供部屋にパソコンを設置する可能性がある場合は、コンセントの数を多めに確保しておくと安心です。
また、将来、電気自動車を購入する可能性がある場合は、屋外コンセントの設置も検討しましょう。

屋外コンセントの設置も忘れずに

屋外コンセントの活用方法

屋外コンセントは、庭の照明、電動工具、芝刈り機、高圧洗浄機など、様々な用途に使用できます。
特に、庭の手入れやガーデニングをすることが多い家庭では、非常に便利です。
また、最近では電気自動車の普及に伴い、自宅に充電設備を設置する家庭が増えています。
屋外コンセントがあれば、電気自動車を簡単に充電できます。

屋外コンセントの選び方と設置場所

屋外コンセントを選ぶ際には、防水性能が重要なポイントです。
雨や雪に強い、防雨型または防水型のコンセントを選びましょう。
また、設置場所も重要です。
コンセントが雨や雪に直接当たらないように、屋根のある場所や軒下に設置するのがおすすめです。
さらに、コンセントに接続する機器の消費電力に合わせて、適切な容量のコンセントを選びましょう。

安全な屋外コンセントの使い方

屋外コンセントを使用する際には、安全に配慮することが重要です。
濡れた手でコンセントに触らないように注意し、故障しているコンセントは使用しないようにしましょう。
また、コンセントに接続する機器の消費電力を確認し、コンセントの容量を超えないように注意しましょう。

まとめ

新築住宅におけるコンセントの位置決めは、快適な生活を送る上で非常に重要な要素です。
今回は、各部屋におけるコンセントの必要数、最適な設置場所、コンセントの種類、高さ、そして屋外コンセントの設置方法について解説しました。