9月 | 2024 | 福井県おおい町・小浜市で注文住宅なら自社責任施工のフジホーム(富士良建設)

9月2024

長期優良住宅とZEHを併用するメリットとは?住宅購入前に知っておきたいこと

(2024年09月15日)

長く住み続けられる家、そして環境にも優しい家、そんな理想のマイホームを実現するために、多くの検討事項があるかと思います。
その中で、近年注目されているのが「長期優良住宅」と「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」です。
それぞれの制度には魅力的なメリットがありますが、一体どちらを選べば良いのでしょうか。
この記事では、長期優良住宅とZEHを併用することによるメリットを解説します。

□長期優良住宅とZEH住宅とは?

長期優良住宅とZEHを併用することで、それぞれのメリットを最大限に活かした、より快適で持続可能な住まいを実現することができます。
長期優良住宅とは、国が定めた基準を満たした、耐久性・耐震性・省エネ性能の高い住宅のことです。

一方、ZEH住宅は、省エネ性能を高め、太陽光発電などによってエネルギー消費量を限りなくゼロに近づけた住宅です。

□長期優良住宅とZEHを併用するメリット

1: 長期にわたって快適な住環境を実現できる

長期優良住宅は、耐震性能や耐久性に優れた構造を持つため、地震や台風などの災害に強く、安心して長く住み続けられます。
また、省エネ性能が高いZEHと組み合わせることで、夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境を実現することができます。

2: 環境負荷を低減し、持続可能なライフスタイルを実現できる

ZEHは、太陽光発電など再生可能エネルギーを活用することで、エネルギー消費量を大幅に削減できます。
これにより、地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量を減らし、環境負荷を低減することができます。
また、電気代が安くなるため、経済的なメリットもあります。

3: 税制優遇や補助金などの経済的なメリットを受けられる

長期優良住宅とZEHは、それぞれ税制優遇や補助金などの経済的なメリットを受けることができます。
長期優良住宅では、住宅ローン控除や不動産取得税の減税、固定資産税の減額などが受けられます。
また、ZEHでは、補助金制度を活用することで、太陽光発電システムの導入費用を抑えることができます。

長期優良住宅ZEHを検討することで、これらの経済的なメリットを活用し、よりお得に住宅を建てることができます。

□まとめ

長期優良住宅とZEHを併用することで、快適な住環境を実現し、環境負荷を低減し、経済的なメリットも受けられるなど、多くのメリットがあります。
住宅購入の際には、それぞれの制度の特徴やメリットを理解した上で、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適な選択をするようにしましょう。
小浜市・おおい町周辺で省エネ住宅をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

省エネ住宅とは?省エネ住宅かどうかの確認方法

(2024年09月08日)

マイホーム購入を検討している方の中には、住まい選びの際は省エネ性能が高い住宅を選びたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、具体的な確認方法が分からず、安心して省エネ住宅を選べるか不安を感じているかもしれません。
そこで、今回は省エネ住宅について、確認方法とともに解説します。

□省エネ住宅とは?

省エネ住宅とは、電力エネルギーの消費量を抑えるためにつくられた住宅のことです。
具体的には、断熱性、日射遮蔽性能、気密性、換気などの要素が重要となります。
これらの要素をバランス良く高めることで、冷暖房の効率を高め、エネルギー消費量を削減できます。

1: 断熱性

断熱とは、住宅の壁、床、屋根、窓などを通じた熱の移動を少なくすることです。
冬は室内の暖気を逃がさず、夏は外からの熱を遮断することで、室温を快適に保ちます。
断熱性能を表す数値として「外皮平均熱貫流率(UA値)」があります。
UA値が低いほど、その建物は省エネ性能が高いと判断できます。

2: 日射遮蔽性能

窓からの日差しは、室内の温度上昇の原因となります。
日射遮蔽性能は、夏の強い日差しを遮り、室温の上昇を抑えるための性能です。
日射遮蔽性能を表す数値として「冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)」があります。
ηAC値が低いほど、その建物は省エネ性能に優れていると判断できます。

3: 気密性

気密性とは、壁や窓などの隙間をできるだけなくし、室内外の空気の出入りを減らすことです。
気密性が高い住宅は、室内の温度を安定させ、冷暖房効率を高めます。
ただし、適切な換気は健康面や室内の空気質の維持に重要です。

4: 換気

断熱性や気密性が高まると、熱の出入りが少なくなる分、室内に熱や湿気がこもりやすくなります。
換気は、室内の空気を外気と交換することで、温度や湿度を調整し、快適な環境を保つための重要な要素です。
換気には、自然換気と機械換気があります。
自然換気は窓を開けて行う換気で、機械換気は換気扇などの機械を使って行う換気です。

5: 外皮性能

外皮性能とは、外壁や窓などを通した熱の損失のしにくさを表す指標です。
断熱性、日射遮蔽性、気密性といった指標は、外皮性能として総合的に評価されます。
外皮性能の数値が低いほど、その建物は省エネ性能が高いと判断できます。

6: 一次エネルギー消費量

住宅構造そのものだけでなく、家の中で使用する消費エネルギー量を抑えることも重要です。
冷暖房設備や給湯器、照明など住宅全体で消費するエネルギー量を総合的に評価したものを「一次エネルギー消費量」といいます。
一次エネルギー消費量を削減することで、環境負荷の低減に貢献できます。

□省エネ住宅かどうかの確認方法

省エネ住宅かどうか調べるには、住宅性能評価書とBELS評価書のどちらかを確認する方法があります。

1: 住宅性能評価書

住宅性能評価書は、第三者機関が住宅の性能を評価したものです。
構造の安定性や耐久性、省エネ性能、耐震性など、様々な項目が評価され、評価結果が書面で発行されます。
住宅性能評価書を取得することで、住宅の性能を客観的に評価することができます。
ただし、住宅性能評価書を取得するには費用がかかります。

2: BELS評価書

BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が運営する、住宅の省エネ性能評価制度です。
BELS評価書は、住宅の省エネ性能を評価したもので、星の数で省エネ性能を表しています。
星の数が多いほど、省エネ性能が高いことを示します。
BELS評価書は、住宅の施工会社や販売会社がBELS認定を取得している場合に発行されます。
BELS評価書は、住宅の省エネ性能をわかりやすく表示しているので、住宅選びの際に役立ちます。

□まとめ

省エネ住宅とは、電力エネルギーの消費量を抑えるためにつくられた住宅のことです。
断熱性、日射遮蔽性能、気密性、換気などの要素を高めることで、冷暖房の効率を高め、エネルギー消費量を削減できます。
省エネ住宅かどうか調べるには、住宅性能評価書とBELS評価書のどちらかを確認する方法があります。
どちらも省エネ性能以外にも、構造の安定性や耐久性など、住宅の性能を確認できます。
安心して省エネ住宅を選べるように、住宅性能評価書やBELS評価書を確認するようにしましょう。

小浜市・おおい町周辺で省エネ住宅をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

省エネ住宅で住宅ローン控除を活用しよう!令和6年以降の制度変更と必要書類を解説

(2024年09月07日)

住宅ローン控除の制度について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
令和6年以降、住宅ローン控除の制度が大きく変わります。
省エネ基準適合が必須となり、控除率も引き下げられるなど、制度変更による影響は少なくありません。
この記事では、マイホーム購入を検討されている方が、安心して住宅ローン控除を活用できるよう、制度変更点や必要書類について分かりやすく解説していきます。

□省エネ住宅の住宅ローン控除について

令和4年度税制改正により、住宅ローン控除制度は令和7年12月31日まで延長されました。
しかし、控除率の引き下げに加え、令和6年以降は省エネ基準適合が必須となるなど、制度変更点に注意が必要です。

1: 令和6年以降の住宅ローン控除制度変更
令和6年以降、住宅ローン控除の対象となる住宅には、省エネ基準適合が必須となります。
これは、地球温暖化対策や省エネルギー化推進を目的とした、国による政策の一環です。
省エネ基準適合住宅には、ZEH水準省エネ住宅や省エネ基準適合住宅など、いくつかの種類があります。
それぞれ、借入限度額や控除期間が異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。

2: 省エネ基準適合が必須になった背景
近年、地球温暖化による気候変動の影響が深刻化しており、温室効果ガスの排出削減が喫緊の課題となっています。
住宅部門は、CO2排出量の大きな割合を占めているため、省エネ住宅の普及が求められています。
そのため、国は住宅ローン控除制度を通じて、省エネ性能の高い住宅の購入を促進し、住宅部門からのCO2排出削減を図っています。

3: 住宅ローン控除の控除率
住宅ローン控除の控除率は、令和4年度税制改正により、従来の1.0%から0.7%に引き下げられました。
控除率の引き下げは、住宅取得の費用負担を軽減する効果を弱める一方で、省エネ基準適合住宅の購入を促進する効果も期待されています。

□住宅ローン控除の対象となる省エネ基準

住宅ローン控除を受けるためには、省エネ基準に適合していることが必須となります。
省エネ基準には、ZEH水準省エネ住宅、省エネ基準適合住宅などがあり、それぞれ借入限度額や控除期間が異なります。

1: ZEH水準省エネ住宅
ZEH水準省エネ住宅は、年間の一次エネルギー消費量を、従来の住宅に比べてほぼゼロにすることを目指した住宅です。
高い断熱性能、高効率な設備、太陽光発電システムなどを導入することで、省エネルギー性能を高めています。

2: 省エネ基準適合住宅
省エネ基準適合住宅は、国が定めた省エネ基準を満たした住宅です。
ZEH水準省エネ住宅よりも省エネ性能は低いですが、一定の省エネ性能を満たしており、住宅ローン控除の対象となります。

3: 省エネ基準適合住宅の必要書類
省エネ基準適合住宅の場合、住宅ローン控除の申告時に、省エネ基準適合を証明する書類が必要です。
必要な書類は、住宅の構造や性能によって異なります。
具体的には、建築確認済証、検査済証、省エネ性能評価書などが挙げられます。

4: 省エネ基準を満たすためのポイント
省エネ基準を満たすためには、断熱性能を高め、高効率な設備を採用することが重要です。
断熱材の厚みや種類、窓の種類、換気システムなど、様々な要素が省エネ性能に影響します。
住宅の設計段階から省エネ性能を考慮することが大切です。

□まとめ

令和6年以降、住宅ローン控除の制度は大きく変更され、省エネ基準適合が必須となりました。
省エネ基準適合住宅には、ZEH水準省エネ住宅や省エネ基準適合住宅などがあり、それぞれ借入限度額や控除期間が異なります。
住宅ローン控除を活用するためには、省エネ基準適合住宅の条件や必要書類を事前にしっかりと確認することが重要です。
この記事が、省エネ基準と住宅ローン控除について理解を深める参考になれば幸いです。

小浜市・おおい町周辺で家づくりをご検討している方は、ぜひ一度当社にご相談ください。